No.084
ジーン・セバーグ
Jean Seberg (1938〜1979)
流行スタイル2「セシル・カット」 二人目は、ジーン・セバーグ。この人は記憶に新しいね。映画ファンの人なら、アーッ!って思うでしょ。 普通、セバーグといえば、衝撃的なモノクロ映画「勝手にしやがれ」(60)の印象が強い。セバーグはこの映画にセシル・カットの髪型(髪を頭の形にそって短くカットして自然な流れにしたスタイル) で出たわけだけど、同作が一大センセーションを巻き起こしてから、このヘアスタイルを広く流行らせることになった。 でもこれ以前に、セバーグはセシル・カットで、ある作品に出ていたのだ。それがサガンの「悲しみよこんにちは」(58)である。ちなみにこちらはパートカラー。この映画でセバーグが演じた人物が、セシルという名前だったから、セシル・カットという名前がついた。 ところがそれ以前に、セバーグは短髪で映画に出ていたことが判明。日本では公開されてないけど、彼女のデビュー作は、ジャンヌ・ダルクの映画だった。たぶん、短髪で出たんでしょうね。 しかし彼女も代表作が少ないね。ロングヘアでも色々出ているけど、話題になった作品は少ない。 79年に若くして亡くなったが、FBI の手によって暗殺されたとの見解が強いらしい。セバーグはどこぞの政党の党員だった。 DVDの検索 |
ベロニカ・レイク、ブリジット・バルドー、ベラ・ルゴシとセットで紹介