クリスチャン・ベールの言葉
<解説> 「バットマン・ビギンズ」でバットマン役に大抜擢されたクリスチャン・ベールの言葉。クリスチャン・ベールの演じるバットマンはティム・バートンが作り上げた従来のバットマン像を大きく塗り替えるものであった。彼はマイナーな役者であったが、これがきっかけでメジャー・シーンに躍り出た。 役者が陥りやすいケースは、ひとつの個性から脱皮できなくなることである。例えば、ずっとラブコメディばかり出ていた人に、突然凶悪犯を演じさせるのは、製作者側にとってはかなりの冒険であろう。かりに実現したとしても、失敗する可能性がある。失敗すればその役者は大根役者の烙印を押されてしまう。 マイナーからいきなりメジャーへ。そのプレッシャーに打ち勝ったクリスチャン・ベールは、今自信に満ちあふれている。
2005年7月3日