週刊シネママガジン今週のスターアン・ハサウェイ
アン・ハサウェイ

アン・ハサウェイ
Anne Hathaway
US Actress (1982-)


 約1年ぶりとなる「今週のスター」です。せっかくなので、「今週のスター」復活にふさわしく、また僕の趣味でスターを選ばせてもらいました。大好きなアン・ハサウェイです。

 いやいや、こんな女優がアメリカにいたなんて、驚きでしたよ。あまりないタイプの女優ですね。色白でふんわりしてて、目がたれてて、髪が綺麗で、日本人が好きそうな顔ですよね。僕はアン・ハサウェイみたいに、目と口のパーツが大きい人が大好きなので、「プリティ・プリンセス」(01)を見たときには一目惚れしちゃいました。それはもう衝撃的な登場でしたよ。何と言おうが笑顔が素敵ですよね。女神が現れたと、僕は一人で喜んでいましたよ。どんな映画だったか、内容を忘れてしまうほど見とれてしまったようです。もちろん「プリティ・プリンセス2」(04)も見ましたが、これも内容を忘れてしまいました。好きになってしまうと映画の内容どころじゃなくなるようです。

 お母さんが舞台女優とあって、もとから女優を目指していたようで、俳優学校に行ってますね。舞台劇『恋の手ほどき』『ジェーン・エア』にも出ていたようで、その経験が「プリティ・プリンセス」にも生かされていたに違いありません。言われてみれば本家レスリー・キャロンにも雰囲気が似てるよなあ。

 ところが、変わりましたねー、「ブロークバック・マウンテン」(05)で! やっぱ可愛かったけど、でも「プリティ・プリンセス」の少女漫画チックなキャラとはだいぶ違っていて、オトナな感じが出てました。ああいう気怠い感じもまたいいなと思ったものです。彼女って、出演作は少ないけどアタリが多いんですよね。

 マスコミの前での彼女のドレス姿は映画と違ってゴージャスですね。バストも大きい! というか、いつも見えちゃいそうでマズイですよ。

 「プラダを着た悪魔」(06)はもはや人ごとじゃない、働く女のビジネス映画でしたね。映画自体もすごく良くできていて、仕事をがんばってる姿に切実に感動しました。ブランド物の服をかっこよく着こなして、まさにアン・ハサウェイの魅力全開です。これはもうジュリア・ロバーツ以来? もう相手役のメリル・ストリープがチョイ役に思えちゃうくらいで、アンこそベストドレッサーだと思わせました。でも僕個人的には映画前半の地味な服装の時の方が好みだったりします。でも途中ニヤニヤしたキザ野郎と寝るシーンがあって、なんだか無性に腹が立ったものでした。なんでこんな奴と寝るんだぁ〜!と、ただただそのシーンだけにムカついています。そんな嫉妬心まで抱かせてしまうんだから、僕ってやっぱり彼女のことが好きなのかな。
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2007年9月10日