キルスティン・ダンストは僕もかなり応援している人だ。3歳で芸能界入りし、ずっと子役として活躍。100本を超えるCMに出演した売れっ子だったが、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」(94)から映画界でも注目を浴び、ゴールデングローブ賞にノミネートされる。彼女の顔は完璧に整った顔とは違うが、どこか牙を生やしたような小悪魔的なところが、吸血鬼役にピッタリとハマったのだろう。しかし、僕もこのときはキルスティン・ダンストのことを単なる子役としか見ていなかったし、「若草物語」(94)や「ジュマンジ」(95)でもやっぱり名子役という感じしかなかった。まさかその後これほど当たるとは思わなかった。大人の女優としての魅力を発揮してきたのは「ヴァージン・スーサイズ」(99)あたりからだろうか。驚くほど綺麗になったものである。「チアーズ!」(00)では18歳ピチピチのチア・リーダー役を明るく元気に演じた。そしていよいよ「スパイダーマン」(02)に出演。大抵のお客さんは子役時代のキルスティン・ダンストしか覚えていなかったので、こんな子供にヒロイン役が務まるのかと、見る前から不安に思っている人も多かったが、開けてみると、これが大ヒット。いかにもアメコミそのままのヒロインに変身しており、主人公が一途に思いを寄せる学校のアイドル役を演じ支持派反対派分かれた。その後は、「ブロンドと柩の謎」(03)で男達を狂わせる罪な美女マリオン・デイビス役を演じ、「モナリザ・スマイル」(03)を経て、再び「スパイダーマン2」に出演して、第二のジュリア・ロバーツと言われた。「エターナル・サンシャイン」(04)の白衣姿もかなりオタク心が萌えます。いやー、あんな小さな子役だったのに、こんないい女になってしまうなんて、お勉強になりました・・・とエロジジィっぽいことを言ってしまいたくなるのです。
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