今週のスター

No.137
ショーン・コネリー
Sean Connery (1930〜)

 とってもかっこいいハゲです

 「ジェームズ・ボンド」(62〜71)はショーン・コネリーしかいない、というのはよく聞く話である。シリーズのファンとしては、やはり初代ボンドが一番良いと思うんだろうけど、僕としては、ボンドといえばロジャー・ムーアぐらい思ってしまう素人なもので、ショーン・コネリーときいてまっさきにジェームズ・ボンドを浮かべたことはないね。むしろ僕としては「ショーン・コネリー=かっこいいハゲ親父」というイメージが強い。たしかボンド・シリーズでも「あいつはカツラだ」と話題になったっけ? 何かのテレビ番組の企画で「あなたがかっこいいと思うハゲ」というアンケートを調査したところ、1位がショーン・コネリーであった。納得。この人、ハゲだけど、やたら渋くてかっこいいんだよね。大人っぽいCMだとかなりサマになってるしね。もう70才だから、普通ならヨボヨボのはずだけど、コネリーはまだまだ若い。この年でこの髪の量は、逆に多い方かも。できるなら僕もコネリーみたいに年をとりたいね。

 作品では僕はひとまず最初に
「アンタッチャブル」(87)をオススメしたい。同作ではマフィアに立ち向かう初老の捜査官を演じている。「同情票でオスカーを受賞」なんて言われてるけど、そうは言わせんかっこよさがある。「年の功」という言葉は、コネリーのような人にあるんだとこの映画を見て思った。僕はこれを見てコネリーを好きになった。同じ理由で「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」(89)も好きだ。

 真剣にじっくりコネリーの作品を見てみたいというのなら修道僧を演じた中世ミステリー
「薔薇の名前」(86)がいいが、個人的に「未来惑星ザルドス」(74)も捨てがたい。ふんどし姿の宇宙戦士演じてます。だいたいコネリーは年とってからの作品の方が味があっていい。それにしてもまゆげの形、凄いなあ。髭の形と調和とれてますな。

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