鈴木敏夫の言葉
<解説>
消費者が選ぶ「ブランド・ジャパン2006」の第1位になったスタジオジブリ。鈴木敏夫氏は日本が誇るジブリ映画のプロデューサーだ。最近は宮崎駿監督よりもマスコミに出現する頻度が高い。
「ブランド・ジャパン2006」のベストテン内に入った他のブランドは日本中に支社をおく大企業ばかりなのに、なぜ1位にスタジオジブリのような小規模なブランドが選ばれたのだろうか? 何かの間違いじゃないかと鈴木氏は皮肉ぽく語っている。
ジブリは経営のいらない会社、あるお金の範囲内でどうやって作るかということだけ。しかし、それが結果的に売り上げにつながっているから大した物である。ジブリのように、金ではなく、純粋に良い作品を作ることを目標にしている会社は貴重な存在である。