ジャッキー・チェンの言葉
<解説>
ずーっと香港映画のスターだったのに、アメリカで評価されたのはだいぶ後になってからのジャッキー・チェン。今ではアメリカでも人気スターだが、アメリカではひとつの役しかやらせてくれない。香港では自ら様々な役に挑戦しながらも、常に「ジャッキー・チェン映画」を自分で思い描いたとおりに作ってきたのに、ハリウッドでは、映画会社にジャッキー映画の色合いをこれだと決められてしまう。ハリウッドでは王様気分を味わえるが、しかし仕事では、ある意味拘束されている。
だからジャッキーはアメリカではビジネスと割り切って、映画会社の期待に応えることにして、自分のやりたいことはすべて香港でやるからいいやと開き直った。これは、かしこい決断だといえる。