週刊シネママガジン特別企画名言集サラ・クラークの言葉

サラ・クラークの言葉

サラ・クラーク

初デートで見た「バック・トゥ・スクール」について

コメディ映画だったと思う。でもね、あれはバッドムービーよ! 低俗だったわ。彼が選んだ映画だったんだけど、何でこんなの選んだんだって。映画の趣味だけで彼の中身がなんとなくわかっちゃって、デートの後に交際はやめちゃった。

(文藝春秋「クレア」誌 2004年12月号)

 

<解説>
「バック・トゥ・スクール」ダメっすか? 僕は結構気に入ってるし、笑って楽しめるから、女の子のデートにはもってこいだと思ってたんだけど、やっぱダメかな。映画の選び方であっけなくふられてしまうなんて。「コメディ映画だったと思う」なんて、初デートなのにジャンルまではっきり覚えてないなんて。男性諸君、肝に銘じておくように。

 ちなみに僕の初デート作品は「イングリッシュ・ペイシェント」(96年)でした。僕がレンタルビデオ店でバイトしてた頃、店で僕に質問してきたお客さんでした。その子はいきなりうちの実家の親に電話で「デートに遅れる」なんて余計な言づてをしたので、僕は赤面しました。その子にはその日一日でふられてしまいましたが、ふられたのは決して映画のせいじゃないですよ。

2004年11月11日