Jean Reno
French Actor (1948-)
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僕は「おかしなおかしな訪問者」(93)以来のジャン・レノ・ファン。リュック・ベッソン映画によく出てる人。「レオン」(94)でジョン・ウェインの物真似してたのが笑えた。「ミッション:インポッシブル」(96)からはハリウッド映画での活躍が目立つ。「ホテル・ルワンダ」(04)でも脇役ながらいい味出してた。いつもいいところに出てくるおいしいキャラのナンバー1だと思う。無精髭、短い髪、メガネはジャン・レノのトレードマーク。僕はジャン・レノみたいに自分の顔を持っている俳優が大好きだ。
ほんと、好きだなぁこの人。だって、なんかすごく日本びいきって感じがするから。顔も日本人っぽいしね。日本のテレビコマーシャルでもすっかり有名だ。映画のことを話さなくてもCMのことだけでページが埋まってしまいそうだ。何のCMだったか忘れたけど、たしか車のCMでスパゲティを音をたてて食べてるところが好きだった。フランス人も日本人みたいに音をたててスパゲティを食べることを知って妙に嬉しくなったものだ。
ホンダのオルティアのCMシリーズに3回連続で出たかと思いきや、今度はトヨタのアルファードのCMシリーズに10回連続出演したのも驚きである(CMシリーズをコレクションしたくなりますな)。UCCのコーヒーのCMにも出てるし、ポカリスエットにも。ちょっと出過ぎってくらい日本のCMに出てる。僕が知る限り、外タレで最もCM出没率が高い男だと思う。
次はテレビゲームの話をしよう。カプコンの『鬼武者』シリーズの主人公のモデルは、1作目を金城武が演じて話題になった。2作目のモデルが松田優作になって、これもかなり驚いたけど、それじゃ3作目は誰がやるのかと思っていたら、これがジャン・レノだったので、僕は激しくうなずいた。まさにジャン・レノは松田優作に対抗できる決め手だった。
本当に日本絡みの仕事が多い。日本のバラエティ番組にも何度か顔を出したことがあった。「WASABI」(01)では広末涼子の父親役をやってた。「紅の豚」の吹き替えもピッタシ。「ダ・ヴィンチ・コード」(06)の記者発表会は日本だけトム・ハンクスと同席したそうだ。ほんのちょっと日本語も勉強しているみたい。ここまで日本びいきだと、本当にありがとうといいたくなる。日本映画の米国リメイク・ブームの走りともいえる「GODZILLA」(98)に出たのもジャン・レノらしいところだ。この映画でアメリカ人の真似をしてガムをくしゃくしゃ噛むシーンが最高にキュートだ。
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