DVD試し見
新手法

2004年10月5日(火)日本【朝日】
店内のどこででもDVDを試し見できます・・・。三菱電機は無線ICタグと、携帯型DVDモニターを組み合わせた近未来のDVD店舗を考案した。
客が陳列棚からDVDのパッケージを手に取ると、DVDに付いたICタグに棚に内蔵されたサーバーが反応。サーバーから客の目の先にある超小型DVDモニターに情報が伝わり、映画などが配信される仕組みだ。
携帯モニターを装着してDVDの内容をみると、10インチの画面を約50インチで見ているような感覚が得られるという。店の出入り口にICタグの読み取り装置を設置すれば盗難防止にも活用できる。

かなり未来的なシステムね。でもDVDを試し見するために、こんなハイテク商品を作る価値があるのかしら? モニター1体を30円くらいで作れるんだったら、大量生産できるでしょうけど、もっとコストはかさみそうよね。
第一、作ったとしても、小型のモニターじゃ、面白い映画もつまらなそうに見えちゃうかもね。「50インチで見ているような感覚が得られる」ってあるけど、目が肥えてる映画ファンは、そんな小さい画面じゃごまかせないわよ。
あたしはDVDを選ぶ基準はみんなと違ってて、映像が鮮明でなくちゃダメなの。小さな画面では映像の鮮明さはよくわからないでしょ。
それと、映画の良さなんて、4・5分試し見したくらいじゃわからないと思うの。それだったら、店内にテレビを置いて予告編を流している方がよっぽど購買欲をかきたてると思うのね、あたしは。ちょっとこれは厳しいかしら。

2004年11月14日