音出る液晶
スピーカー
もういりません

2003年9月23日(火)日本【読売】
 シャープは22日、オーディオ回路を内蔵したシステム液晶パネルを、半導体エネルギー研究所(本社・神奈川県厚木市)と共同開発したと発表した。液晶画面から音声を発生させることが可能となる。2004年度をめどに、携帯電話など小型液晶を使うモバイル機器の分野で製品化を目指す。
 シャープによると、システム液晶パネルのガラス基板上に、電子を高速移動させることができる「CGシリコン」という膜を張り、アンプなどのオーディオ回路を一体成形した。ガラスを震動させる「DMA素子」を組み合わせることで、音声を出す仕組みだ。スピーカーが不要になり、製品を軽くできる利点もある。

アダム「スピーカーというものは、普通は見えないようなところにあるものであります。たとえば映画館は、スピーカーがスクリーンの裏側にあるため、スピーカーは見えないのであります。映画を見るにあたっては、スピーカーがなくなったところで、何かメリットがあるとは私奴には思えないのであります」
 
ピエール「あくまで液晶とはいっても、液晶の粒子一粒一粒から個別に音が出せるようになれば、役者の口もとから声が出る演出も可能になるな。そうなると、近い将来、5.1chデジタル音響を凌駕するすげえ家庭内音響システムができるだろうな」
 
ノーマン「少し前に、紙切れみたいに薄っぺらいスクリーンが開発されたが、それをこの音の出る液晶に応用できるのであれば、テレビ付き軽量携帯電話はもちろん、テレビ付きの衣類や、テレビ付きの新聞紙なども簡単に作れてしまうだろう。いかがわしい製品も闇で売られるかもしれない。私は科学の急速な進歩に恐怖すら覚えるのだ」
 
マリリン「モバイル分野で製品化を目指すなんていってるけど、おもてでテレビを見るのは迷惑千万よ。だいたいあたしはカメラ付きケータイも最初から反対だったの! 電車の中でケータイで遊んでる若い子を見ると、鳥肌がたっちゃうわ」

2003年10月5日